委員長所信

　新入会員にとって、入会後の１年を如何に過ごすかでそれ以降のＪＣ生活が大きく変わります。近年、会員数の減少により入会歴が浅いメンバーが役職に就き、ＪＣ運動に関しての知識や経験を伝えきれないことが現状です。川口青年会議所が永続的に発展し続けるためにも、会員研修委員会全体でＪＣ運動に取り組む考え方や知識、行動を学んでいき、メンバー一人ひとりが川口青年会議所の未来の中心的存在に成長していく必要があります。

　まずは会員拡大特別委員会との連携を深め、入会体験者が全員正会員になっていただくように綿密なフォローを行っていきます。入会後はＪＣプロトコルを使用して、ＪＡＹＣＥＥとしての基礎知識を学んでいきます。また献血会、担当例会や事業の厳格な設営を通じて当事者意識と、６０年にわたる川口青年会議所の歴史や伝統に触れることで、川口青年会議所の一員としての誇りを養っていきます。ＪＣ塾やじゃがいもゴルフコンペでは先輩諸兄姉との交流を深め、その経験から活動意欲を育み、また月１回の委員会では、委員会外の現役メンバーに出席してもらう現役ＪＣ塾の開催や他の委員会への積極的なオブザーブにより、今後のＪＣ活動の選択肢を広げていきます。そして、他ＬＯＭの記念式典に出席し、メンバー同士で他ＬＯＭのセレモニーや設営等についての意見交換を行うことで、知識や経験の向上を図っていきます。更に、ブロック大会等の各種大会へ積極的に参加・協力し、出向者支援とともにスケールメリットや出向の楽しさを体感していただくことで、ＪＣ運動がどのようにまちや社会に影響を与えているのかの理解を深めていきます。

　会員研修委員会全体でＪＡＹＣＥＥとしての基礎を学び、互いに切磋琢磨し、自分たちの価値を確立していくことで、まちに必要とされている団体の中心的メンバーの創出に繋がり、それは川口青年会議所の永続的な発展にも繋がっていくと確信しております。