「率先垂範」~能動的な市民を創出するJAYCEEであれ~

第55代理事長 平野 大太

運動理念

本年度川口青年会議所は創立55周年の節目を迎えます。
これだけの長きに渡り団体が存続し現在も活動ができているのは、先輩諸兄が熱い情熱のもと、その時代ごとの課題に真摯に取り組み、地域に根付いた運動展開をされてきたおかげです。
積み重ねられてきた歴史の上に現在の我々があることを心に刻みながら、現在のまちの課題を捉え、未来を見据えた運動を展開していかなければなりません。
まちの課題とは何か。地域コミュニティの希薄化や市民の無関心が声高に叫ばれる現代において、今なお人口が増加し続ける川口市ではなおさら、その新しい市民をいかに巻き込むかが課題であり、地域を活性化させるうえで欠かせない視点となります。
住み暮らすまちのことを真剣に考え、自らの手でまちを創るという意識を持つ「能動的な市民」を創出することが、我々の目指す明るい豊かな社会へと結び付いていくのです。

そのためには、まずは我々JAYCEE一人ひとりが、自己の修養に努め、市民を牽引する行動を率先して起こすことができる人間へと成長しなければなりません。
我々一人ひとりが明確なビジョンを持ち、市民に先駆けて地域のために行動する姿を示すことができてこそ、ひとの心を動かすことができます。
我々の運動によって、率先して地域のために行動する市民を一人生み出すことができれば、その一人の行動にまた別の一人が感化され、大きなうねりを生み出すことにつながります。我々一人ひとりがそうした能動的な市民を創出するうねりの起点となれるよう努めることが、我々の運動の原点です。
一人ひとりのメンバーが誰かを感化できる魅力あふれる人間へと成長していくことは、同じ志を持って共に運動したいという想いを抱く仲間を生み出すことにもつながります。質の向上が量の増加につながり、多くのメンバーのなかで互いに切磋琢磨する環境がまた質の向上へと結びつく。こうした循環を生むことができれば、組織は永続して強化され、まちに向けてより力強く運動を発信していけるのです。

それでは、我々が今為すべき運動とは何か。
市民の能動的な行動を呼び起こすうえで、川口市民としての誇りを考えることは重要な要素となります。川口市民であることに対して誇りを持っていれば、まちの未来を案じ行動を起こす想いを抱くはずです
。来年開催が予定されている東京オリンピック・パラリンピックは市民の誇りを喚起する大きなチャンスです。世界中から首都圏に多くの人が集まるなか、外から見える川口市を意識することは、自らが住み暮らすまちの魅力を再認識する機会となります。
そして訪れた観光客がまた川口市に訪れたいと思えるような魅力を伝えることができたとき、それは市民の誇りにつながるはずです。
世界へ向けた発信をとおして市民の誇りを創造することで、一人ひとりの市民がまちを考える川口市へと発展させていきます。

我々青年会議所は、目の前にある課題を捉え、理想を掲げて運動する一方で、「今年はきっかけとなる一年になればいい」「いつかその理想が実現すればいい」と、未来へと課題を先送りにする面が見受けられることがあります。
単年度制という枠組みの中で活動する以上、一年間のゴールを具体的に定めて一つ一つの運動に取り組むことが必要です。
本年は5年前に掲げた川口青年会議所中期ビジョンの折り返しとなる年でもあります。単年度で遂行できる部分を妥協せず取り組むとともに、5年後のビジョン達成に向けて改めてアクションプランを見直し、必ず掲げた目標を達成できる道筋を明確にしなければなりません。

最後に、我々青年会議所は組織である一方で、メンバー各々がJC宣言並びに綱領の趣旨に則り、率先して行動することを誓った人間の集合体であるはずです。他人任せにすることなく、一人ひとりが率先垂範の精神を持ち、自らの為すべきことを妥協せずに取り組んでいきましょう。
誰かが主役ではなくメンバー一人ひとりが主役として、同じ志のもと前に進んでいくことができれば、川口青年会議所は、このまちの人々の心を動かし、明るい豊かな社会の実現を達成する力を発揮することができます。

「新日本の再建は我々青年の仕事である。」

 時代は変われどJAYCEEとして心に抱くべき青年会議所創始の決意を忘れてはなりません。青年としての「英知」と「勇気」と「情熱」を持ち、人々に率先して行動を起こすことが青年会議所運動の根本です。
 私自身、皆の先頭に立ち範を示せるよう力の限りを尽くします。
まちから必要とされる青年会議所であり続けるために、一人ひとりが青年会議所メンバーとしての自覚を持ち、率先垂範の精神のもと行動をする集団として、共に目指すべき理想に向けて邁進しましょう。

基本方針

55周年実行委員会

55年の長きに渡り歩んできた川口青年会議所が、さらに60年、そして100年と川口のまちに根付いて運動を続けていくためには、節目ごとに一度立ち返り、そして新たな未来に向けたビジョンを明確化することが必要です。
過去5年間の運動を振り返り、その成果を記念誌としてまとめて頂くとともに、次の5年間に向けた運動の方向性とそれを確実にかつ妥協することなく実行するという決意を表明する場として55周年記念式典を設営して頂きます。参加者の模範となるような厳格な設営のもと、今後も率先して行動し地域を牽引する団体であり続けることを内外に示して頂きます。

55周年記念事業委員会

川口青年会議所創立50周年に際して掲げた中期ビジョン計画も本年で5年目を迎えます。アクションプランに基づいて行ってきた運動の成果を明確にするとともに、5年後の中期ビジョン実現に向けて、次の一歩を踏み出していく必要があります。
次の5年間の行動指針となる新アクションプランを作成し、55周年記念式典のなかで発表することを見据え、まずはメンバー全員が新アクションプランに対して共通の理解を持ち、LOM一丸となって進んでいけるよう意識の統一を図って頂きます。
そのうえで、企業と市民とがまちの様々な運動に参加することで地域が元気に翔(はばた)く、そのような川口で働きたいと思える地域コミュニティを創造できるよう、今後の5年間の起点となる記念事業を実施して頂きます。

組織連携特別委員会

青年会議所における事業実施の基本単位は委員会です。委員会間の連携・情報共有を図りながらも、互いに切磋琢磨し委員会ごとの成長が為されていけば、それは川口青年会議所の組織全体の質の向上へとつながります。
組織連携特別委員会には、各委員会の情報共有や例会へのメンバーの動員促進、そして各委員会が互いに競い合い、尊重し合う関係を築くことができるような委員会間交流事業を実施して頂きます。
また、LOMを超えたつながりを作ることができる場として、埼玉ブロック協議会との連携強化にも努めて頂きます。専務室と協働して合同所信伝達式や埼玉ブロック大会など、埼玉ブロック協議会の主催する事業に多くのメンバーで参加できる設営をして頂き、近い将来の川口での埼玉ブロック大会の開催を視野に入れながら取り組んで頂きます。
最後に、最低13名の拡大目標を掲げ、他団体との連携強化を活かした会員拡大に取り組んで頂きます。55周年記念式典に際し多くの来賓や関係者を招くにあたり、例年以上に各種団体と多くの接点を持つこととなります。この機会を活かし、地域を牽引する人材育成の場としての川口青年会議所の有用性を各種団体へ改めて発信することで、会員拡大へと結びつけて頂きます。

市民の誇り創造委員会

近い将来の人口減少が見込まれるなか、川口市においてもインバウンドは持続的なまちの発展を考えるなかで必要な視点です。外国人観光客を誘致することは、経済効果だけにとどまらず、外からの視点を取り入れることで、自ら住み暮らすまちの魅力を発見する機会となります。
来年開催が予定されている東京オリンピック・パラリンピックはインバウンドを取り込むという意識を加速させる大きなチャンスとなります。川口市は、1964年オリンピックに際しての聖火台の制作などオリンピックとの歴史的な縁を有するまちです。
外国人観光客を引き付ける魅力を歴史的な要素、地理的な要素、文化的な要素など様々な面から調査・研究して頂くとともに、その魅力を世界に向けて発信するだけではなく、市民にとっても新たなまちの資産として認知できる機会を創出して頂きます。まちの魅力が世界から注目されることをとおして、市民の誇りを創造して頂きます。

アカデミー実践委員会

能動的な市民を創出するには、まずは我々JCメンバー各自が自己研鑽に努め、地域を牽引するリーダーへと成長していかなければなりません。
アカデミー実践委員会では、新たに入会するメンバーに対して、新年会や卒業式・忘年会、そして55周年記念式典後の記念懇親会等の設営をとおして、青年会議所としての行動規範や思いやりの精神を教示して頂きます。55周年記念式典後の記念懇親会は多くの先輩諸兄や川口市内の関係諸団体を招き開催致します。厳格な設営を求める中で、時に困難と感じることも出てくるかもしれません。
しかし、それを共に行動する仲間と乗り越えた時に生まれる感動は、必ず自己の成長につながります。一年間をとおして「奉仕」「修練」「友情」の三信条の精神を体感して頂き、一人ひとりが責任を持ち、自らの考えで率先した行動を実践することができるJAYCEEへと成長を促して頂きます。
未来の川口青年会議所を担う人材の育成が、本委員会の最大の使命です。

特別理事

特別理事にはアカデミー実践委員会と協働しながら、メンバー各々の資質向上に寄与するJC塾の開催をして頂きます。日本青年会議所の公式プログラム等を活用し、青年会議所運動の基礎となる考え方や価値観をメンバー一人ひとりが身に付けられるよう、年間とおした研修プログラムを構築して頂きます。

総務広報委員会

各々のメンバーが1個の議決権を平等に持つ総会は、川口青年会議所の最高の決議機関です。
この意味を全メンバーがしっかりと意識し、総会が活発な意見が飛び交う場であることは、LOMとして一丸となって進んでいくうえで重要な要素です。
総務広報委員会では、入会年数の浅いメンバーであっても積極的に議論に関与できるように論点を噛み砕いて整理するなど、一人ひとりのメンバーが当事者意識を持って臨むことができる有意義な総会となるよう工夫を凝らして設営して頂きます。
また、能動的な市民を創出するためには我々がどれだけ練り込んだ事業を行っても、それが市民に届かなければ意味がありません。場面やターゲットに応じたSNSの利用など、効果的な広報の方法を調査・研究し、各委員会が活用することができる広報マニュアルを作成して頂きます。

公益社団法人川口青年会議所 2019年度 委員会の名称および職務分掌に関する細則(案)

55周年実行委員会

1)55周年記念式典の設営
2)過去の運動の軌跡を表す記念誌の作成
3)55周年記念式典実施に向けたすべての企画・渉外・広報活動の運営

55周年記念事業委員会

1)新たなアクションプランの作成と55周年記念式典での発表
2)今後5年間の運動展開の起点となる記念事業の実施
3)遺言例会の実施

組織連携特別委員会

1)例会における対内動員の促進・取りまとめ
2)委員会間の連携推進に寄与する委員会交流事業の実施
3)年間13名を目標とする拡大運動の実施
4)埼玉ブロック協議会が主催する事業の設営・動員促進
5)各種友好団体の実施する事業への協力と支援
6)川口青年経済人連絡協議会の運営・管理

市民の誇り創造委員会

1)東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うインバウンド誘致に向けた調査・研究
2)市民の誇りを喚起することができる事業の実施
3)市長例会の実施

アカデミー実践委員会

1)新入会員に対する研修・育成
2)新春祝賀会、創立55周年記念式典後の記念懇親会、卒業式・忘年会の設営
3)特別理事の企画するJC塾の設営
4)じゃがいもゴルフコンペの実施
5)年3回の献血会の実施

特別理事

1)年間とおしたプログラムとしてのJC塾の企画

総務広報委員会

1)厳格なルールに則った総会・理事会の運営
2)適正な会計管理
3)SNSを利用した効果的な広報手法の確立
4)WEBサイト、メーリングリスト等の管理
5)専務理事のセクレタリー業務の補佐

副専務理事

1)京都会議、サマーコンファレンス、全国大会その他の諸会議の設営
2)専務室プレスの発行
3)家族会の実施